初夏の畑にて

2017.06.20

昨日のこと、おじが、Yamazaru農園のジャンボニンニクの畑の草刈りをしている最中に、11個の卵を見つけたということで、きっとキジちゃんに違いないだろうと事務所で話しました。また、その卵の大きさもニワトリの卵のMサイズ位の大きさというものですから、自分としても見たくて仕方がありませんでした。

しかし、キジって小さいんです。そんな体でそんな大きい卵なんて産むのだろうか?興味津々で早速畑に行きました。

すると、、、、

 

 

キジじゃなくて、明らかにカモちゃんです。ですが、カメラを持って超接近しても、逃げません。母は強しですねー。しかし、草むらの中に隠れていたとは、なんとも賢いですね。カモちゃんを綺麗に接写しようと、草を倒そうとすると、カモちゃんに威嚇されました。しかし、もうじきここのジャンボニンニクも収穫するんで、どうしたものか。。。

 

ところで周辺を見回すと、昨年までキクイモを植えていたところに、だれかがジャンボニンニクを投げ捨てしたんでしょうか、ポツリと紫色の大きな花をつけて聳えていました。ジャンボニンニクの花、意外と綺麗なもんです。茎を取らずに育てると、花が咲きます。ですが、ジャンボニンニクの球は大きくならないようです。

 

この畑の横には、つくね芋も植えております。草茫々です。草や病害虫を敵としない農法と謳っていますので、当然除草剤などは、一切使用していませんが、これから草が一気に伸びてきますので、草が強すぎてもつくね芋は大きく育たないのでは。。。と感じています。

 

やっと、芋も少しづつ芽をだし、蔓が伸びてきました。草に負けないよう適当に管理致します。草を刈って、蔓の根元に被せるだけですが。。。草の重なった部分と土の間をよーーく見ると、小さい虫たちが生きているのが分かります。草を食べて虫は生きているのでしょうね。そして、その虫が出した排泄物や、死骸も重なっていきますね。その死骸が作物の養分となっていくようです。

自然農法家の川口由一さんは、これを亡骸の層と呼んでらっしゃいます。畑では、生命の営みが活発に働いているんですね。そして、そのいのちの変換で作物が実るんでしょう。ただただ、自然の成せる技に尊敬の念が溢れてまいります。

今年の夏も、自然を師とし、学びたいと思っています。どうぞ、皆様よろしくお願い致します。