プロフィール
★★★ Yamazaru農園 プロフィール ★★★
住所 | 〒314-0252 茨城県神栖市柳川2039 |
電話番号 | 080-8806-7263 |
FAX番号 | 0479-46-4144 |
メールアドレス | yamazaru.nouen12@gmail.com |
会社設立 | 2012.12月 |
主要取引先 | 東京シティ青果 株式会社 株式会社 丸や 株式会社 茨城さえき 株式会社 agri new winds 発酵の里こうざき |
★★★ Yamazaru君プロフィール ★★★

誕生日 : 1973年8月28日生まれ
出生地 : 山口県周南市
趣味 : 音楽鑑賞、農作業
特技 : 合気道二段 剣道初段 柔道初段 杖道初段
好きな作曲家 : ブルックナー マーラー ベートーヴェン ペッテション シベリウス
宝物 : カイザーサウンド製作の電源タップ ナイアガラ
好きな映画 : モダンタイムス 用心棒 戦場のピアニスト のぼうの城
好きな食べ物 : やまの芋のごはん 玄米 寿司 カレー(激辛はダメです)
好きな言葉 : 対すれば相和す(合気道名人 塩田剛三)
★★★ Yamazaruの想い ★★★
㈱Yamazaru農園は、2012年12月に新規就農を願い農業生産法人として認可頂きました。
私共は、建設業に携わっておりますが、心を豊かにする仕事、生命の豊かさを感じる仕事に憧れを抱き、思いついたのが農業でした。茨城県神栖市は、ピーマンの産地としてかなり有名です。また、そのピーマン生産者は、先祖代々大きなビニールハウスを所有され、大規模で農業をされています。
私共が当初新規就農にあたり、ピーマンを生産するには、かなりの資本が必要ですし、整備された農地も私共には無く、また、トラクター等の必要な機械も全く所有していませんでした。また、農業においても全くのド素人で簡単に考えすぎていました。
幸運なことに、取引先の社長が、遊んでいる放棄地があるが、それでよかったら使ってみる?との言葉を頂き、葛の蔓延った土地を借りることが出来ました。そして、荒れた土地の草刈りから始まったのですが、葛というのは厄介な植物で、土中に大人の腕程もあるような根がびっしりと生えます。そして、その根から毎年葛が出てきてジャングル化するのです。
私共は、その土地を整備しないことには、一歩も前には進むことが出来ませんでした。しかも、所有物と言えば、草刈り機、鍬、スコップ、鎌です。人力で整備致しましたが、あまりの葛の多さにリタイヤし、ショベルカーで整備致しました。
この耕作放棄の土地約1000㎡が、Yamazaru農園の最初のスタートです。無論当分の間は、収入は見込むことは出来ません。
このように耕作放棄地をいざ農地へと変えていくには、莫大な労力が必要です。他の農家の方々も、代々こうならないように整備されているはずです。
そのような農家さんの日々の力があってこそ、私達はスーパーなどで農産物を買い、食べていくことが出来ます。このような当たり前のことに、なぜか、感謝の気持ちが湧いてきます。
さて、地域の皆様には、土地を綺麗にしてもらってありがとうの言葉を沢山頂きました。
さて、この茨城県神栖の土地で私共は、どう進んで行くのでしょうか?風呂敷を拡げた以上、もう後には戻れません。
しかし、自然と共生してみようという気持ちでいっぱいです。
★★★ アルギット栽培法との出会い ★★★
Yamazaru農園は、アルギット栽培法の認可を平成26年8月に頂きました。
Yamazaru君(私)は、山口県周南市長穂という稲作に恵まれた土地に生まれ、幼少時より、周囲の農家の方がアルギット栽培を行っていることは、なんとなく知っていました。そして、その農産物は甘味だけでなく、その濃厚な風味をもっていることを感じていました。
世の中には、たくさんの農法があり、様々なアイデアのもと素晴らしい農法があると思います。
また、それぞれの良さがあるところでしょうが、幼少時に感じた心に残る美味しさはやはり、アルギット栽培法のものでした。
先日、自宅の庭の小さいミカンの木に、アルギット資材を入れてみました。すると、実が結構ついて食べることのできる大きさのものが、結構なりました。私は酸っぱいものがあまり好きではないのですが、折角自宅でなったのですから、酸っぱいのを覚悟で恐る恐る食べてみました。するとそこには、あの懐かしい故郷で感じたミカンの味がそこにあったのです。
感動した私は、息子に一つ食べてもらいました。息子も普段柑橘類は食べないのですが、一個食べると、何個も何個もとって食べてしまいました。そして、最後の一個を社員に食べてもらおうと、渡したところ、社員も柑橘類は、好きでないらしく、帰って娘さんにあげたそうです。
何気なくミカンを食べた娘さんは、「 お父さん、このミカンどこで買ったの?美味しいから買ってくる」と言ったそうです。社員は、私から貰ったことを告げたそうですが、社員は自分が食べなかったことに残念がっていました。
やはり、アルギット栽培は美味しいのだと確信した私は、これからは、基本的にアルギット栽培を行いたいと思っております。
★★★ アルギットとは? ★★★
アルギットとは、海藻です。ただし、日本の近海のものでなく、ノルウェー海岸の岩礁に自生する褐藻アスコフィラム・ノドサムの乾燥粉末製品のことです。ノルウェーの冬期間は、零下何十℃にも気温が低下し、1年を通じても平均気温は、3~6℃ほどです。この年中冷たい海水の中に育つアスコフィラム・ノドサムの生命力は、すこぶる旺盛であり、この強い生命力に着目したのが、アルギット栽培法なのです。
アルギットの主成分(ノルウェー産業研究所の分析による)
構成成分(%) | |||
タンパク質 | 5~8 | 炭水化物 | 55~61 |
繊維質 | 4~5 | 水分 | 8~16 |
灰分 | 18~30 | ||
脂肪質 | 2~5 | ||
炭水化物(%) | |||
マンニット | 7~9 | メチール・ペントサンス | 7 |
アルギン酸 | 24~29 | ラミナリン | 3~6 |
不確定糖分 | 14.4 | ||
ミネラル・元素 | (mg/kg) | ||
ヨード | 520~580 | カルシウム | 12,000~16,000 |
マンガン | 35~40 | カリウム | 17,000~22,000 |
ナトリウム | 15,000~18,000 | 鉄分 | 200~220 |
マグネシウム | 2,300~2,700 | モリブデン | 0.09~0.12 |
硫黄 | 4,500~5,000 | コバルト | 3.0~3.5 |
ブローム | 0.8~1.1 | 銅 | 0.4~0.6 |
銀 | 0.4~0.6 | アルミニウム | 350~450 |
リン | 990~1015 | ニッケル | 8~11 |
バナジウム | 0.9~1.2 | チッソ | 11,000~13,500 |
ゲルマニウム | 0.4~0.5 | 亜鉛 | 40~45 |
クローム | 0.9~1.2 | シリコン | 1,642 |
塩素 | 14,760 | ||
ビタミン | (mg/kg) | ||
プロビタミン | 40~65 | ビタミンE | 150~300 |
ビタミンB1 | 6~8 | ビタミンK | 10 |
ビタミンB2 | 5~6 | パントテン酸 | 2~4 |
ビタミンB12 | 0.003~0.004 | ナイアシン | 60~80 |
ビタミンC | 200~400 | 葉酸 | 0.2~0.3 |
ビタミンD | 3~5 | コリン | 275 |
アミノ酸 | (mg/kg粉末) | ||
アルギニン | 4.8 | グルタミン酸ソーダ | 6.0 |
メチオニン | 0.04 | イソロイシン | 1.2 |
シスチン | 確認 | オルニジン | 確認 |
シトリウリン | 確認 | フェニールアラニン | 1.4 |
ヒスチジン | 0.8 | アスパラギン酸 | 5.6 |
リジン | 2.9 | バリン | 2.2 |
アルガナイン | 3.2 | グリシン | 3.0 |
フロリン | 1.6 | チロシン | 0.5 |
スレオニン | 1.2 | ロイシン | 2.7 |
トリプトファン | 確認 | セリン | 1.8 |
★★★ アルギット栽培の概念とは? ★★★
1. RB処理
2.アルカリ処理
3.ゼオライトを利用した土作り
4.高タンパク栄養化に向けた積極的なチッソ施用
上記4項目が、アルギット栽培技術においての基本と言われております。
全ての生命は、酸性で生まれ、アルカリで死んでいくという作物のダイナミックな生理を踏まえ、それを強化していくRB処理とアルカリ処理に加え、シンキョーライトというゼオライト(主成分:オルトケイ酸)にての土壌改良、微生物の活性化を狙いとし、積極的にチッソを施用する農法であります。
Yamazaru農園では、生命の示す姿を日々学びながら、生命の喜び溢れる元気な作物を育てて参りたいと思います。
そして、その作物を消費者の皆様にご提供させて頂くことが出来れば、嬉しい限りでございます。
どうか、これから暖かい目で見て頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。