息吹き、春が来た

2018.03.15

ここ数日、春のような天気になっており、昼間は、暑いくらいです。つい最近まで、とても寒い天気が続いたのに嘘のようです。さて、農園の方を見てみると、一気に成長を始めたようで、先日まで葉を黄色くしていたジャンボニンニクも葉が立ってきて緑が濃くなってきました。

 

ここは、去年収穫せず、放置していた畑で、残った種から芽を出したものです。意外と大きくなっています。

 

ここの畑の収量は、全く望めない畑ですが、自然栽培に近い栽培法ですから、病気はあまり無いのではないかな?なんて、勝手に想像しています。

 

さて、こちらの畑は、石ころがゴロゴロとあって、管理がしにくいです。マルチを施しています。何列かは、ジャンボニンニクの間にそら豆を植えています。もしかして、アブラムシが来ないのではないか?と期待を寄せていたのですが、甘かったようです。

 

ここは、Yamazaru農園が荒れ地を開墾して苦労して畑にした思い出深い場所です。ここは、農園中、一番大きいものが採れます。生育も、今のところ絶好調です。

 

ここは、砂地でとても痩せた土地です。昨年、大失敗いたしました。今年は、どうなんでしょうか。でも、成長を始めているようでうれしいです。只今、追肥で鶏糞をやっています。また、前回の失敗を考慮し、アルギット、硫安、苦土重焼燐、沸石(RBライト)、米ぬかを施肥しています。まだ、何年か畑が豊かになるのに期間が掛かりそうですね。

さて、この3月初旬にポットに植えたそら豆の芽も出ました。そら豆は、悪天候のせいか、何度も何度もダメにしました。それでも諦めずに栽培研究致します。収穫できることを夢見てお世話致します。

 

昨年の10月、台風の被害にかろうじて免れ、残った数少ない空まめも大きくなって、なんと花を咲かせています。これは、驚きです。

 

テントウムシが、なぜか沢山そら豆についていました。アブラムシを食べてくれているんでしょうか?もしかして、葉を食べていたりして。。

 

2月の寒い時期に、何気なくそら豆を見ると、アブラムシがぎっしり付いていたものもあって、それらの影響からか、どう見ても病気っぽいものもあります。また、アブラムシからくる病気は、治らないような気がします。

 

元気なものも、元気でないものも沢山ありますが、まずは、春の訪れに息吹き、力強く生きている作物に、ありがとうという気持ちで一杯です。収穫の前になると祈るような気持ちになります。他の農家さんも、きっと同じに違いないと勝手に想像しています。

さあ、今年のYamazaru農園も前進あるのみです。

作物さん、肥料さん、菌さん、虫さん、そして畑さん、そして地球さん。どうぞ宜しくお願い致します。