春の畑

2016/4/13

昨年秋、れんげ草の種を買い、つくね芋畑に撒きました。春にはれんげの花が咲くということで、楽しみに待っておりました。れんげ草には、空気中の窒素を根に集め、土に固定してくれるということで、窒素肥料になるようです。

そのれんげ草の中につくね芋を植えてみては面白いと思ったのですが、いかんせん何故だか分かりませんが、れんげ草が育っていません。でも、ほんの数本咲いているものを見つけました。

このれんげ草、もし、畑一面に咲いたのならば、ものすごく綺麗だったろうなあと感じるところです。れんげ草と共に、自然栽培をしようと考えた計画は、無しになりました。今年の秋こそは、もっと早めに種を撒こうと思います。

ところで、アスパラガスの畑の中に一本だけ元気に育っているジャンボニンニクのでっかちゃんも、さらに大きくなっていました。根元の太さは、子供の腕位あるような大きさです。しかし、なぜにここまで大きいのかわかりません。特別なことをしているわけでもないのに。。

この土地の土は、砂質です。ジャンボニンニクは、砂地が好きなのでしょうか?Yamazaru農園の農地は、アスパラガス用の土地以外は全て田んぼだったところですので、土は、粘土質です。ということは、ジャンボニンニクに適さない土地なのでしょうか?そんなことを感じています。今年の秋は、この土地にジャンボニンニクを植えてみて自分が感じたことが正しいのか検証です。

さて、その大きなジャンボニンニクをご紹介しましょう。

葉は濃いグリーンで葉厚でしかも葉の幅が広いです。このようなジャンボニンニクばかり育てば、収穫量は、ものすごいことになりそうです。

さて、他の生育地の写真も見てください。今のところ、病気も無く、元気です。中には生育不良のものがありますが、今年は、無農薬で生育できそうです。

畝間は、先日草刈りをしたにもかかわらず、茫々です。とても肥料が効いているようです。また、ジャンボンニンニクの根元の草は、大きい草だけ抜いて、残りは放置しています。草をどれだけ理解できるか、利用できるか、これが課題です。草を敵ととらえ、除草剤で草を征服する。という考えは、どうもしっくりきません。
これは、人間でいうならば西洋医学のガン治療と同じようなものを感じます。
ガンを敵ととらえ、抗がん剤でガンを征服する。ですから、抗がん剤と除草剤は、殆ど同じような思想から作られたものでしょうか。そんなことを感じます。

草と共生する。なぜか、自分にそのような言葉が出てきます。その言葉につられ、昨年暮れ、米ぬかと草で肥料を作りました。(只今 発酵中)

さて、草の他に強敵なのは、やはりキジです。この鳥にはつくね芋を荒らされて困っています。

昨日より、荒らされた場所につくね芋を植えてもらいましたが、約半分の場所がキジに荒らされているとの報告がありました。今度は、キジ対策を学ばねばなりません。正直捕まえて食べてやりたいと思いますが、国鳥のようで捕まえることは禁止のようですので、追っ払う方法を探さないとまた同じように荒らされるので、只今考え中です。