酵素作り

2015.01.14

酵素作り、今年で4年目となりましょうか、作り慣れてきた感はあります。元々は、農業用にと作成しました。態々スーパーに行って食材を買い揃えたのでは、金額もかかりますし、また砂糖代だって大量に買うとすぐ1万円を超します。

ということで、庭木でけっこうほったらかしの夏みかんに目を付けました。食べると非常に酸っぱく、また皮も固いし、剥きにくいので毎日食べたいとは正直思いません。車で道路を走ると結構どの家庭も夏みかんはほったらかしですね。

先日ホームページでご紹介した、岩本機工横の廃屋でも夏みかんがなっており誰も目を向ける人はいません。何か寂し気ですね。ですが、今年は何としても感謝の意味を込め、肥料を与えたいと思います。

また、自宅の庭に植えたきんかん、社員からもらったきんかんも用意しました。
だれも見向きもしない食材が宝のように思えて来ました。ちなみに、農業を営んでおりますと、草や木、生ゴミさえ捨てるところのないことに気づきます。自然に帰るものは、帰してあげて、またそこから命が芽生える。こんな当たり前のようなことに目を向けることができました。

この夏みかんだって、ちゃんと命を持って生きている。肥料や農薬も無しで、ちゃんと生きている。ということを考えると、力強いものを感じます。

また、キクイモも掘り出しました。キクイモは、地中深くに出来ますので、スコップでは、収穫は困難を極めます。従ってユンボで収穫し、洗いました。このキクイモは、イヌリンという物質が多く存在し、乳酸菌との相性が抜群です。

イヌリンは、天然のインスリンとも呼ばれるようで、糖尿の方には朗報だと聞きます。

そして、玄米。その中に、KS西日本 渡部晋三社長の力作 KS-369(ミロク) を馴染ませます。
ゆず酵素では、ワイルドなゆずに優しさを与えてくれたような感がします。広島の親友Sさんの好物の飲み物となったようです。

農業用にと作成した酵素、美味しいと評判となり、ちょっと意外な展開となってしまいました。また、酵素は同じような作り方をしても、味が全て違います。非常に面白いです。

今回の酵素は、どのような姿を現してくれるでしょうか?出来が期待されるところです。飲んでも、肥料にしてもよし、搾りカスは、入浴剤にしても良い香りがするし、そのカスを肥料作成として使うのもよし、何一つ捨てるところのない便利な物です。

ちなみに、前回のゆず酵素、炭酸で割ると違った味わいで美味しいです。