黒ジャンボにんにく について

2015.09.28

皆様が、よく混同されるのですが、にんにくとジャンボにんにくは、形は非常に似ておりますが、ジャンボにんにくは、ネギ属に属し、にんにくとは、別の種です。

つまり、ジャンボにんにくは、にんにくの大きなものではありません。

ですから、本当に滋養のある食材なのか、それは、成分検査を行った上で評価したいと以前から考えていました。

黒にんにくは、言うまでもなく、滋養食材として健康に役立つものとして、日本全国で有名です。ですから、今度は、黒ジャンボにんにくについて調べてみようと、日本食品分析センターに依頼しました。

結果は、商品のページにPDFファイルで表記しておきました。参照ください。

結果は、というと、普通の黒にんにくに謙遜しない成分量でした。アミノ酸が多く、ポリフェノールも含まれていて、また、にんにく特有の成分S-アリルシステインが含まれています。

~に効く、~を治す とかいう表現は、今、誇大広告として問題になっておりますので、控えたいと思います。気になる方は、成分による効能を検索してください。

ただ、嬉しい報告もありました。社員の岡本氏の隣人が、黒ジャンボにんにくのファンになって頂いております。その方曰く、青森などの黒にんにくという小さいものより、黒ジャンボにんにくの方が、食べごたえがあって美味しく、しかも安いということでした。

また、その方は、病弱で倒れることが度々あったそうですが、今年は倒れないということで喜んでいらっしゃるということでした。その声を聞き、やはり黒ジャンボにんにくも健康に役立つ滋養食品としての価値が存在していると感じました。

話は変わりますが、黒ジャンボにんにくもまた、発酵食品です。ただ、不思議なのは、発酵は、酵母や乳酸菌が働いて分解すると思っていたので、黒ジャンボにんにくの中に、多くの乳酸菌がいるのでは無いだろうかと思っていましたが、結果は、乳酸菌はいないということでした。

でも、不思議です。発酵したものは、少々のことが無い限り腐りません。酵素を作成したから言える事です。では、何者が、その力を発揮しているんだろうって感じました。酵母なのでしょうか?それは、現時点では分かりません。

ただ、このことが、健康的食品を作る、または、芳醇肥料を作るキーワードであるという事を感じました。つまり、発酵した食品は、生命を生かそう生かそうとしているように感じてなりません。

発酵食品、色々ありますね。味噌、醤油、ヨーグルト、チーズなど様々です。お酒も酵母で発酵させたものでしょうから、発酵食品ではないでしょうか?
ということで、様々な発酵食品を自分たちは食べていますね。

その発酵食品を多くとることが、寿命を延ばす事なんでしょうか?そんなことも考えてしまいます。昔の方は、現在のように寿命が長くありません。なぜ、寿命が短かったのでしょうか?江戸時代よりも前は、体にいいとされる玄米だって食べていたはずです。玄米菜食をしてたにも関わらず短命。何故なんでしょうか?

ということで、多くの人は、肉食、高タンパク、高ビタミンの食事等が入ってきて長生きするようになったと言う人もいますね。ただ、自分はどうしてもそう感じないのです。

発酵食品ばかりが全てではありませんが、昔の人は、あまり発酵食品を摂っていなかったのではないだろうか。と感じます。何の根拠も無いので、聞き流して頂いて結構です。

ただ、自分は、酵素作り、肥料作り、黒ジャンボにんにくを作ってみて、腐ることのない生命力に満ちたその姿を見る限り、どうしても、長生きの道に、発酵は欠かせないと感じています。

その反対に、腐りかけたものを生き返そうとしても、腐敗の勢いを止めることは出来ません。腐敗とは、死です。その証拠に、肥料作りの際、臭くなってきたら、どんな物を入れようが、その勢いを止めることが出来なかったからです。

ただ、大量の発酵物の中に少量の腐敗物を入れれば、腐敗するスピードが緩やかになって来ることは、肥料作成の経験で分かっています。

ですから、どうしても老化し、腐敗していく(死に向かっていく)絶対性の無い体の中に、生きよう生きようとする発酵物を食べると、腐敗するスピードが緩やかになり長生きするのではなかろうか。これが、Yamazaru君の今の考えです。

自分は、医者でも、博士でも、学者でもありませんが、発酵食品を摂る事は、何よりも大事だと考えています。そして、発酵させた黒ジャンボにんにくにより、元気になられる人が一人でもいらっしゃれば、とても嬉しいことです。

さて、話は変わりますが、黒ジャンボニンニクの包装には苦心しました。先日、パックに入れて黒ジャンボニンニクを出荷し、お店に並んでいたところ、白カビが生えてしまいました。腐ることとカビが生えることは別物ですが、カビが生えると、商品になりません。

また、無骨なおじちゃんたちが作っているのです。どうしても、デザインがオシャレさの微塵も感じられないものだったのですが、幸運なことに、広島に行ったときにご縁があった、お好み焼き 「薫風」 の店主 谷口さんに字のデザインを送って頂きました。

自分と早津君は、この字に感動し、早速パッケージを上記のパッケージに作り替えました。そして、中の黒ジャンボニンニクは、真空パックで包みました。これで、カビも生えないでしょう。すごくオシャレに出来ましたー。

まだまだ、包装についても、デザインについても学びます。皆様に喜んで頂けるよう頑張ります。よろしくお願い致します。