桜満開の姫路城

2015/04/06

先日、客先より、兵庫県の加古川にての工事を頂きましたが、通勤で使用する車がありません。ですから、茨城より車に乗って加古川まで参りました。

茨城に帰る手段は、新幹線しかありません。また、加古川に到着した時間も夕方となったので、ホテルに泊りました。
次の朝、姫路駅から近くの姫路城に一人で行くことにしました。

また、3月いっぱいまで改修工事をされていたようで、4月は、足場もなく、綺麗な状態で見ることが出来るということで、亦とないチャンスです。しかも、桜満開ということで、ほんとうについてる自分です。これから、写真にてご紹介致します。

まず、遠くの公園からパチリ。いやー、噂に聞いてはおりましたが、少し白いという感じですね。でも、名城と言うだけあって、見る人を圧倒しますね。それでは、近づいてみましょう。

公園内です。桜は見ての通り満開で、風が吹くたびに、散ります。これが桜吹雪でしょうね。遠山の金さんを思い浮かべました。とても、豪快な桜の状態に、お見事と言いたくなりました。

近づくと、お堀が見えて来ました。綺麗な石垣が積まれ、ぐるりと池になっています。なんとも、これが日本の美なのかと感じました。

城に近づく度に、シャッターチャンスが訪れます。いやー。なんとも美しい姿。いかがでしょう。石垣とお城、凄いです。

まずは、入場券を買うのに、入口の門を入ります。雨にも関わらず、物凄い人の数です。自分は、傘を持っていないので、濡れましたが、静岡から来られた年配の男性が、傘をそっと自分の頭の上にさして、「どうですか?」と声を掛けられました。

日本は、このように親切な方が多いです。日本という国は素晴らしいと感じました。

門から入ると、鋭角になっている通路と高い石垣が現れます。そして、壁には、鉄砲を撃つ四角の穴が開いており、その穴も、高さ、角度、大きさ、随分と違います。これも、計算されていたのでしょうか?そして、鋭角の狭い通路では、敵も突撃が難しく、また、槍などの長い武器は、振り回せなかったでしょう。

さて、城内に入るのには、整理券が必要となります。あまりにも多いお客さんなので、制限を設けているのでしょうか?それにしても、城内は大混雑を極め、後ろにも、前にも行けない状態で少しづつ前に進むという形でしたので、なかなか写真で撮ることが難しい状態でした。

天守閣まで、上がりました。そこには、賽銭ができるよう、何かが奉ってありました。しかし、城内の各階の狭い入口には、頭をぶつけそうになり、また階段も非常に急勾配になっていますので、行かれる方は、気を付けて下さい。

天守閣からやっとの思いで降り、城を離れます。桜の美しさを堪能しながら、写真を撮ります。この絶景は、写真では表すことが出来ませんが、素晴らしい体験でした。しかし、姫路城とは、美しさと、機能美を兼ね揃えた名城であることは、身を持って体験しました。

短い一人旅行でした。普通家族と楽しみますが、一人というのも味わえて、幸運でした。最後に、桜についてですが、ある取引先のお客様が、「 桜って、なんで美しいかわかりますか? 」ということで、考えましたが、教わったのは、「 桜の花は、見る人に顔を全て向けているからなんだよ 」ということでした。

花をよく見て見ますと、やはり花の顔は、全て見る人の方に向いています。そのことを考えながら、美しさを堪能しました。いい体験でした。