無駄であっても

2016.11.09

今年の9月は、大雨が続きました。これは、関東だけでなく、全国的に大雨が続きました。そのせいで、ジャンボニンニクの植え付けのスタートが大幅に遅れました。10月になり、やっと畑を耕し、肥料を撒きながらの植え付けとなりました。

植え付けの殆どは、女性群です。家事の合間に来て下さり、とても有り難く感じています。10月中は、ほぼ植え付けばかりの日が続きましたが、未だ種が多く余り、捨てるのももったいない。ということで、一年休耕しようとした畑をこの寒くなった11月に耕すことにしました。

しかし、この寒くなった11月から植えて芽が出るものなのか?そして、芽が出ないとすると、春先の3月以降に芽を出すのであろうか?その間、種は腐ってしまうのであろうか?などなど、考えてしまいましたが、無駄であっても、勉強です。植えてみることに決定です。

ただし、植え付ける場所は、何年と連作してきた場所です。年々、球が小さくなってくるのを実感していました。ジャンボニンニクは、畑の栄養を驚くべき速さで吸収するのでしょうか?

幸いなことに、本業の方の専務であり、伯父が山口県でもみ殻燻炭を作ってくれたので、ユニックで運搬し、それを撒きました。炭ですから、土壌を清めてくれるような気がします。

この連作土壌に与えてみたらきっと土壌も喜ぶんではなかろうかと感じ、撒いてみました。

燻炭を撒くと、畑が高級に見えます。何か良さそうな、そんな気分になります。また、連作土壌は、病気蔓延が予想されます。というより、何かの栄養が抜けたのか、何か特別な微生物のみ集まってしまうのか、意味が分かりませんが、連作土壌障害は、一般的に恐れられています。

今年収穫のジャンボニンニクは、球が小さかったですが、アルギットとKS乳酸菌生産物質のお陰か、ほんの数本が病気になっただけでした。出た病気は、赤さび病でした。

この赤さび病。自分にはどうしても、鉄のサビに見えます。ジャンボニンニクが、鉄が足りないよと訴えているような気がします。

しかし、この連作土壌に加え、気温の下がったこの11月。植え付けられたジャンボニンニクは、どうなるのでしょう。適期に植え付けてあげられなくてごめんね。ジャンボニンニクちゃん。