苦闘 排水

2014.10.07

昨日、10/6の台風は、雨がとにかく多く、Yamazaru農園の畑も水没となりました。
折角みんなで力を合わせて植えたのですから、なんとかジャンボにんにくを助けてあげなければと思い、昨日農業用のポンプを用意し排水です。吸い込みの呼びが、80Aですので、かなりの水量が排水できます。

さすが、大容量だけあって、いい仕事をしてくれます。これで、排水はかなりスムーズに行うことが出来るでしょう。
本日も朝早くから、排水作業致しました。ところで、排水作業を行っていると、周辺の若い女性住民の方から声を掛けられました。通学の子供たちのお世話をなさっているのでしょう。そして、子供たちが毎朝、じゃんぼにんにくの芽が出てること、少しづつ大きくなってることを楽しみに見ているということで、頑張ってくださいということでした。

それを聞いた私は、すごく感動です。すごく本日は嬉しい日です。今の子供でも、生命というものに関心があるんだと分かりました。ジャンボにんにくが時期になって、その頃子供たちが農園に来てくれたらとても嬉しいですね。

ぜひ、子供たちには、私共の創った作物を食べてもらいたいものです。ファーストフードやコンビニなどの食事が多いこの世の中、我々は、命を頂いて生きているということを知り、子供たちには、そのことを感じてもらいたいと思います。

ということで、なんとしても作物を守らなければなりません。しかし、水というものは、無くても困るし、有りすぎても困るし、ただただ自然との格闘は余儀なくされますね。

随分と水は抜けました。まだ、たくさん水は溜まっていますが、昨日に比べるとかなり減りました。

これが、農業用のポンプです。1分あたり、930L汲む能力を持っています。この大容量ポンプのおかげで、水はかなり早く抜けています。

ジャンボにんにくは、頑張ってくれています。水没しても、まだ元気に葉を立てています。

まだ、芽をだしていないものは多数あります。なんとか、頑張ってほしいと願うところです。

しかし、こういう姿を見ると、生命の力強さを感じ取ることができます。