第3回国際KS乳酸菌生産物質セミナー

2016/10/17

KS西日本の代表取締役 渡部晋三(スーハゆうじん)さんより、ご招待があり、
第3回国際KS乳酸菌生産物質セミナーに参加させていただきました。

また、自分達Yamazaru農園もアルギット農法と共にKS乳酸菌生産物質を使った農業をしているということで、農法の説明文と、お土産品に黒ジャンボニンニクを出されてはいかがですか?という渡部社長の温かいお言葉を頂き、ご用意させて頂けることとなりました。

しかし、思い起こせば、就農して4年、無農薬で作るんだという志を持ちながらも、昨年ジャンボニンニクに、一回ほどダコニール1000という農薬を施しました。それほど、無農薬というのは難しいんです。今年こそは、無農薬でという強い意志は持っていました。そして、KS乳酸菌生産物質を希釈しての葉面散布で、農薬を施さずに済んだのです。

そのジャンボニンニクで作った黒ジャンボニンニクを皆様に食して頂けるということで、自分も喜びでいっぱいでした。

さてさて、肝心のセミナーですが、プログラム順で紹介いたしますと、

1.乳酸菌生産物質 KSメルソ の口腔疾患に対する研究の変遷とこれからの展望  北海道医療大学臨床教授・日本歯科大学客員教授 永山正人先生

2.「 水戸黄門の格(K)さんと助(S)さんに学ぶK.S栄養療法 」
医療法人社団・一友会ナチュラルクリニック代々木会長・医学博士
神津健一先生

3.「メルソによる口内環境改善メカニズムの解析その2」
芝浦工業大学 システム理工学部生命科学学科生体高分子学研究室准教授
岩田健一先生

4.「免疫力を上げる取り組み~認知症介護施設・デイサービス・保育所における乳酸菌生産物質の可能性」
㈱アポロ・サンズHD会長・認知症ケア専門士 三浦眞澄先生

5.「乳酸菌生産物質の限りない可能性を探る」
日本口腔サプリメント研究会会長 齋藤道雄先生

6.「KS菌と体と心の相感関係について」
KS西日本有限会社会長 KS菌開発者 岡田勉先生

7「KS乳酸菌生産物質製品の紹介」
KS西日本(有)代表取締役 渡部晋三先生

8.「腸管免疫と腸内細菌」
長崎大学研究国際部産学 官連携戦略本部教授 亀井勉先生

という順番で行われました。自分は、昨年のP&A学術交流会で、神津健一先生と、齋藤道雄先生の講演は聞いていたので理解が早かったです。

神津先生は、脳内アセチルコリンの活性化のために、低分子レシチンというものを開発され、これに、KS乳酸菌生産物質他の栄養素を加えられ、K-リゾレシチンなるものを世に出されて、認知症他様々な疾患に効果をあげられています。人間の体の細胞膜など、多くの部位はレシチンで構成されているようです。
レシチンを効率よく摂取することは重要ですね。そして、いつまでも自分が自分であるために、脳内を活性化すること、やってみなければなりませんね。

「 自分の体は、自分の体であっても、自分のものだけではない。 」
これは、自分の想いです。もし、認知症になれば、本人は自分のことが分からなくなってしまいますが、周りの人はそうは行きません。見て見ぬふりはできません。お世話しなくてはなりません。いずれ、歳をとって介護などが必要になってくるかもしてませんが、できるだけ介護でお世話になる時間を短くすることは、やはり世に貢献することではないか。そう感じます。

次に齋藤先生のお話しも、写真を使用しての口腔内の様子を述べられていたので、乳酸菌生産物質は、腸だけでなく、口腔にても調和をはかれるものだということが、再認識できました。また、オーラル・リペアジェルにて、歯磨きをすると、口腔内の疾患も少しづつ改善されるとのことでした。勿論この歯磨き剤もKS乳酸菌生産物質が入っております。

因みに、オーラル・リペアジェルは、自分も使っております。使った感想は、まず、市販の歯磨き粉特有の香料などの化学薬品の味は一切しません。というより、何も味はしません。少し甘いような感じがします。使うと分かるのですが、大量に唾液が溢れてきます。
そして、研磨剤が入っていないにも関わらず、歯垢が溶けているような感じがします。そして、3分も磨く必要を感じません。より早く仕上がる感じです。自分のようなセッカチさんには、もってこいです。

セミナーではどの先生方も、研究をされ、効果をあげていらっしゃるので、素晴らしいとかんじるものでした。科学的に証明される先生方のお陰で、少しづつ乳酸菌生産物質への理解が深まっていくでしょう。

4.の三浦眞澄先生のお話しは、心に響くものでした。三浦先生は、認知症の方々はじめ介護施設で活躍なさっているようですが、その方々にKS乳酸菌生産物質を多用された食材を提供されているようでした。味噌も桜みそというものを使用されているようでしたが、ある日、味噌を変えたところ、一人の方が「 味噌を変えたろ?変えたらだめでしょ? 」とのクレームがあったようです。認知症の人が、味なんて分かるんだ?。と先生はご無礼ながらも思われたようです。しかしこれは、すごい効果ですね。

ただ自分は、先ほど神津先生のアセチルコリン活性のお話しから、この介護施設にも神津先生のK-リゾレシチンを試してみて、どうであったかということが知りたいなーって感じました。

最後にさだまさしの 「 私が生まれてきた理由 」の曲を手話の動作と含めてご披露下さいました。なぜか、自分も亡くなった母を思い出し、目頭が熱くなりました。皆さんもこの素晴らしい曲を聴いてみてください。こういう曲が、心に響くんです。

自分の今回のセミナーの一番の目的は、何といっても、6.のKS菌開発者の岡田勉先生のお話を聞くことでした。Yamazaru農園としても、自然を学び 自然に感謝するというモットーと共に、日々菌が示す世界を感じているものですから、岡田先生がどういう方なのか、どういう視点で菌を見られているのか、そこからどういう学びを得られたのか、そこが一番興味がありました。

まず始めに、人間が不安、悩み、怒りが起こった時、どうなるのかというお話です。
どうなるのでしょう。

それは、体は、副腎からアドレナリンが放出されてそれが引き金となって血液の流れにのったアドレナリンが信号となって心臓は血液を送り出す速さを早め、血液を収縮して血圧を上げる。同時に肝臓は、臨時の燃料としてグルコースを放出し、すい臓は、グルコースの代謝を促進するためにインスリンを分泌し、胃と腸は、他へ回せるエネルギーを増やすために直ちに消化活動を止める。こうした働きは、猛烈な勢いで起こり、体内の至るところに強い影響を及ぼす。

これをコーディネートしているのが脳であり、脳は下垂体を使って今述べた数々のホルモン信号を管理する。もちろん脳がコントロールする信号は、これだけに留まらずニューロンも疾走して、目の焦点を合わせたり、耳をそば立てたり背筋を伸ばしたり不安に頭をめぐらしたりするための様々な科学信号もコントロールする。

これが、一瞬のうちに体で起こるようです。ただ、これをやっているのは、つまり細胞だということです。そんなこと、当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、岡田先生が、菌を通して学ばれた世界はもっと深い形で述べられました。

先生は、仰いました。菌は、私たちのことを全て知っていますが、あなた方は、体に存在する70兆個の菌のことを知っていますか?ということです。そして、自分たちに共通していることは、一体、私という存在とは、何なのか?ということです。

このことは、自分たちが永遠のテーマとしていることです。自分たちは、どこから生まれ、どこに向かおうとしているのか。この自分の体のことすら自分では分かりません。一体自分とは、どういう存在なのか。しかし、菌は、全て知っているということだということです。太古の昔から、生命を繋いできた存在が我々です。何百万年?もの叡智が自分たちの体に流れているということです。これが、命というものでしょうか。

その根本たるいのちのお話を、細胞から見た視点で先生は、仰います。
うーーむ、実に深いなあと感じたわけです。

いのちのお話は、倫理や哲学であったり、宗教であったりとマクロ的宇宙観をもって我々は、小さい頃より感じてきましたが、細胞というミクロの世界からみた宇宙観からの命のお話しということで、自分自身ど肝を抜かれました。

「 私(わたし)とは、何なのか、心とはなんなのか。 」

「 病気になる原因を、細胞から観た説明 」

ここで、その意味を伝えたいですが、あまりにも自分が伝えるのは無礼だと感じるので、割愛致しますが、その中で、特に自分に響いたものをここでお伝えしたいと思います。それは、何なのかというと、自分たちの体は、命を頂いて生きているということです。

では、細胞レベルで見た観点とは、細胞一つ一つも、他の命を食べて生きているということです。つまり、細胞は、相手の命が、自分の命であるということを認識しているということです。相手の命によって、自分の命が生かされているということを知っているということです。ということは、細胞の本質は、優しさ、思いやり、ポジティブ、美しさ、、、ということのようです。

この岡田先生のセミナーの話を聞いて、自分が感じたことは、生きるも死ぬも、病気になるのも実は、自分の中の細胞自身が知っていて、実は、自分にとって必要な人たち(ご縁を頂く人)でさえも細胞自身がやっていることなのかも知れません。

そして、最近Yamazaru農園に関しても、黒ジャンボニンニクの販売を少しづつ拡大して参りましたが、売れる売れないも、実はそれを見た人の細胞さんが決定づけているのかもしれません。だとすると、その細胞さん一つ一つが、喜んでくれるような、楽しくなるような、元気になってくれるような、そんな商品を作っていけば、売ろうとしなくても売れるのではないか。。。そのようなことを感じました。また、売れないとすると、それは、細胞さんに選ばれなかったということなのでしょうか?そのことをイメージしました。

今後のYamazaru農園も、細胞さんの喜ぶお手伝い。やっていかねばなりません。
売って、お金を儲けることが自分たちの志ではありません。何の為に、自分は農業を営んでいるのか、ブレない私(わたし)をやっていきたい。そして、健康になるお手伝いをしたい。これこそが、自分達にできる社会貢献ではないだろうか。。そのことを強く感じたセミナーでした。

また、超ーーー、元気な岡田先生とのツーショット撮りました。
第一印象、失礼ながらプロレスの藤原組長こと藤原喜明さんに似ていると、同席の早津君が言っておりました。似ていますかねえ(笑)

セミナー後は、懇親会でした。マジシャンKaneyanさんも、頑張っていました。
楽しい人です。マジックに必要なお札を貸してもらえないかということで、財布からきれいな1万円札をお貸し致しました。途中、100円札に変わり返そうとされたので、気がかりでしたが、無事にシワシワになっても1万円として帰ってきました。なかなかのマジックでした。興味がある人は、頼んでみられてもいいですね。
hayata2435@gmail.com 080-5050-6837


岡田勉先生(右)、Yamazaru君(左)


岡田勉先生と、KS西日本 渡部晋三社長 カラオケデュエット


マジシャンKaneyanと渡部晋三社長


齋藤道雄先生の奥様とYamazaru君

最後に、このKS乳酸菌生産物質のセミナーに来られたかたは、すごく温かい感じのする人ばかりです。とても、楽しくなるような雰囲気の方ばかり集まっているような、そんな気さえしました。普段自分が会えるような方々ではありませんが、そのような立場でありながら温かく接してくださって本当に感謝感激です。

岡田先生の話を聞いた後ですから、この方々も、細胞さんから引き寄せられて来られた方々なのかなーー?なんて思ってしまいました。だとすると、このご縁も細胞さんのお陰かなー?なんて思ってしまいました。

また、KS西日本の社員の皆様、この会のお世話、本当にお疲れ様でした。心より感謝申し上げます。