お礼肥

2017.07.19

今年のジャンボニンニクは、砂地での栽培ということ、そしてその砂地の土地があまりにも痩せていたということもあって、非常に小さい球が多く、また、生育途中で肥料切れからか無くなっているものも見受けられました。また、生育途中は、葉がとても黄色く、ヒョロヒョロのものが多く存在致しました。

普段の量の鶏糞、アルギット肥料を施したにも関わらず肥料切れであったことを痛感です。ですが、意外や意外、こういうときに限って、砂地での栽培は、病気が殆ど発生しませんでした。不思議なものです。

2018年のジャンボニンニク栽培では、球を大きく、病気も無しに育てたいと感じていますが、球を大きくするには、今年に限っては、化学肥料に頼らざるを得ない状況になると感じます。やせた土地に多くの堆肥が必要となりますが、もはや痩せすぎていて、思い浮かびません。有機肥料と化学肥料とミックスした形でことしは植え付けようと考えています。

途中、病気が発生するかもしれませんが、Yamazaru農園では、草木灰と消石灰が、病気に効くということを感じていますから、自信を持って葉の状況を見て、肌で感じながら栽培を進めて参りたいと思います。さて、本日は、砂地で、鶏糞のお礼肥を施肥しています。

 

 

 

こんな風に、鶏糞を撒いています。鶏糞は、15Kgで約200円ですから、これ以上に安い肥料を知りません。また、後日、米ぬかを撒こうかと考えております。画像のとおり、土質は砂です。水はけがよい分、水持ちが悪く乾燥気味になります。自分達は、田んぼの粘土質の土であったり、石ころの多い硬い土であったり、またこうして砂地であったりと、土質に恵まれませんが、この土でも作れる技術を確立していきたいです。

また、色んな土を使って学べるんです。Yamzaru農園もとても幸運だと考えます。どうぞ、皆様よろしくお願い致します。