ジャンボニンニク収穫終了そしてその後

2018.07.12

今年は、昨年に比べて、ジャンボニンニクも出来上がりが約2週間位早いような気がします。葉は、黄色く枯れて来て、球も肥大しております。母体となる㈱岩本機工の鹿島地区コンビナートのメンテナンス業務がとても多忙ということで、ジャンボニンニクの収穫は、仕事の合間を見つけて行いました。非常にハードでした。

さて、今年の出来は、、、

昨年のものより大きくなっています。砂質の畑でも、昨年の出来とは雲泥の差があります。まずもって、なんとか育ってくれたジャンボニンニクに感謝するところです。さて、ジャンボニンニクは、収穫したらすぐ出荷できるわけではありません。収穫後が非常に大変なのです。

速やかに乾燥させなくてはなりません。なぜなら、すぐカビが生えてしまうからです。ですから、収穫をある程度行ったら、茎と根を切って、更には厚い皮を剥いて、ジャンボニンニクが蒸れないようにしてから乾燥を行います。

勿論、ジャンボニンニク一個一個を手作業で処理するので、非常に手間がかかります。とても、労働力のかかる作物なのです。さて、6月の末をもってジャンボニンニクの収穫は全て終了しました。多忙そして、暑い中での作業でしたので、とても過酷でした。

今後は、皮むき作業、仕分け作業、乾燥作業、そして黒ジャンボニンニク製造が忙しくなって参ります。黒ジャンボニンニクは、今年は、申し訳ありませんが、1パックを500円にて販売となりました。それでも、周りの方からは、破格で儲けなんてあるの?などと言われています。

自分達は、この黒のエネルギーがたっぷり入った黒ジャンボニンニクをできるだけ安く提供したいと考えていますが、人件費や、光熱費を考慮すると、どうしても値上げになってしまいました。誠に申し訳ありません。

また、値上げしたにも関わらず、今年最初の黒ジャンボニンニクは、あっという間に売れてしまいました。それどころか、注文が殺到致しまして、製造が追いついていません。お客様の皆様、ご迷惑をおかけしてすいません。体調が優れない方には、大好評と、労いの言葉を多数頂き、それを励みにこれからも邁進させていただきます。

さて、今、現在は、ジャンボニンニクの皮むきと仕分け作業がメインとなっています。ジャンボニンニクは、通常のニンニクに比べ、大きいので、乾燥する速度が遅く、逆に蒸れたりするので、とても保存が難しい作物です。この数年間は、保存の方法について試行錯誤を重ねています。また、お姉さま2名が、メインで仕分けをやってくれていますが、数が膨大にあるので、とても大変です。

早津お姉さまと、安田お姉さまです。盗撮はダメと叱られましたが、強引に撮らせて頂きました。

 

こちらは、三浦さん。黙々と作業をして下さいます。

 

こちらは、親友ヨガナンダさん。コンビナートの仕事が終了し、数日、手伝って頂いています。もうすぐ広島にお帰りです。日々、楽しく作業をされております。

 

Yamazaru農園では、ジャンボニンニクの他に、つくね芋を植えています。今年は、除草が楽になるように考えました。一人でも管理できる方法を編み出しました。お陰様で年々、楽に仕事ができるようになりました。何事も、経験と知恵を絞っていけば、スキルもアップするんだと感じます。

 

また、ちょっとでも、気を許せば、畑は、草だらけになります。草刈りも半端な作業ではありません。ですが、除草剤は使用しないことを心に決めています。ただ、その分、作業は過酷になることは、覚悟の上です。

やることが山のようにあって、どれから手を付ければいいのか分かりません。

 

でも、一歩一歩前進あるのみです。

 

これからのYamazaru農園、どうぞよろしくお願いいたします。