ジャンボニンニク収穫

2016.06.07

6月に入り、待ちに待った、ジャンボニンニクの収穫時期を迎えました。一応の所、植え付け前の種の消毒を除き、生育中は、農薬無しで栽培することが出来ました。神協産業様、KS西日本様はじめ、協力してくださった皆様方にあつく御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

しかし、ジャンボニンニクは、収穫してみないと本当の意味で農薬をしなかったことが成功したのかどうかは分かりませんが、枯れて腐敗することもなく、収穫を迎えての黄色に色づいたものだと感じています。

しかし、昨年は、6/10位から収穫したのですが、今年は、6/6に梅雨入りというニュースを聞き、早く収穫せねば、タイミングを失うということで、昨日より開始いたしました。

見てのとおり、草茫々です。草に栄養を取られると誰しも感じます。自分も然りです。ですが、草を嫌えば、その分病気も増えるのではないか。。そんなことを考えた一年でした。いかに、放置に近い状態で楽に作物ができるか、いかにズボラにできるかを考えています。

苦労しなきゃいいものは出来ない。草を抜かなきゃ育たない。農薬を撒かなきゃ病気になる。確かにそうなのかもしれませんが、しかし自分は、その反対がやってみたいのです。なんでも、人の言う反対をやってみないことには、納得が行きません。性分でしょうか?

しかし、一番頑張ってくれたのは、ジャンボニンニクとその環境でしょうね。まことにお疲れ様でした。

さて、いよいよ収穫です。トラクターのロータリーを外し、収穫機をセットしました。また、掘る前に、スパイダーモアーでニンニクの茎を刈りました。今回は、前回と違い、大きな草が生えていますので、収穫に難儀すると感じたからです。

今年は、昨年の約倍くらい植えていますから、今度は、効率よく作業をする必要があります。いかに楽に、スムーズにできるか、これは、本業であるコンビナートのメンテナンス業で常日頃から考えてきていますので、仕事をしながらその方法を改善していきます。

掘り取り機で掘ったジャンボニンニクには、土が沢山ついています。それを拾ってかごに入れ、また破れた黒マルチも回収しながら前に進みます。
ゆっくりと確実に収穫することで皆が楽に仕事ができます。

お姉さま方も、話をしながら、楽しんで作業をしてくれています。また、楽しいから口コミでアルバイトの方も増えてきました。有り難いことです。

今年のジャンボニンニク、梅雨明けのちょっと前には、乾燥を済ませ、出荷したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。