薫風谷口さんデザインのぼり完成

2016.09.03

Yamazaru農園のシルバー隊長こと、やっさんから「 のぼりを作ってくれえや!儂が売り込みにいくんじゃけえ、頼むいや 」という言葉がありました。

このやっさん。島根県出身で、我が岩本機工に約45年位勤め、その間ずっと茨城在住しておりましたが、一向に長州弁が抜けません。そして、最近電動自転車に跨り、色んな所にひょこっと出没するへんなおじちゃんです。

まあ、そんな言葉をもらったので、期待には答えなくてはなりません。そして、この度登りが出来上がり、やっさんの口ききのお陰で、神栖市の湯々楽(ゆらら)という入浴施設に置かせて頂くこととなりました。

のぼりの字を書いて頂いたのは、広島の安佐南区緑井の お好み焼き 薫風 の店主 谷口示芳さんです。ここは、記憶に新しい、土砂災害に遭遇した場所のすぐそばです。
その当時は、ものすごく大変だったようですが、お店はかろうじて土砂に流されることは無かったのですが、お店前まで、土砂は流れたようです。

その谷口さんは、笑顔が素敵で、心優しい人です。災害の際も、人々の為、活躍されたようです。また、温かい言葉をかけられるその姿に心打たれるものがあります。

さて、その薫風さんに、親友酒井伸雄さんに紹介されお好み焼きを食べに行ったのですが、その際、筆字でセンスよくお品書きが書いてあるのが目につきました。

普段自分が目にする筆字は、ものすごく上手なものが多いですが、武骨で、いかにも習字という感じのものばかりです。そのような字に魅力は感じなかったのですが、店内で谷口さんの字は、優しさと力強さに溢れ、人の心に癒しを与えるものを感じたのです。

そして、お好み焼きを食べる最中、谷口さんと字の話となり、酒井さんが水を向けて下さったせいもあって、書いて下さるという、ありがたいこととなったのです。

さて、それからというもの、谷口さんに、Yamazaru農園のロゴや商品の名前のデザインをお願いし、忙しいさ中にも関わらず、書いてくださるようになったのです。(これからも、お願い致します。)

さて、書いてくださった肝心ののぼりをご紹介いたします。

自分の要望を素直に聞いてくださいました。センスの無い自分の言葉からくみ取って下さりロゴと効能書きを書いてくださいました。

どうです。見ただけで食べたくなったでしょう?効能書きは、独自の隷書スタイルです。体にとても有効であるイメージが伝わると信じています。
この旗に見劣りすることのない商品を心込めて作っていくことこそ、谷口さんへの恩返しです。

そうそう、のぼりを作ろうと原案してくれたやっさんも旗と一緒に撮りました。「 恥ずかしいからやめてくれーや 」を連発しまして、店員さんも大笑いです。

ええじゃないか、やっさん。 でも、ありがとうね。

さて、最後に薫風、谷口さんのブログを張り付けておきます。お人柄が現れています。よかったら訪問してください。

また、谷口さんのお好み焼きは、この字の如くです。優しい味です。そして、非常に美味しいですよ。先日、自分は、お店でソバ入りと、うどん入りの2枚食べました。油を使っていないようなので、胃に残らず、なぜか沢山胃に入りますです。自分は大食いではないですが、不思議です。

ということで、もし広島の皆さん(でなくても結構ですが)、お好み焼きが食べたくなったら、一度薫風さんに行って食べて頂きたいです。そして、エネルギーを頂いて欲しい。そう願います。どうぞよろしくお願い致します。